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浪人が決定。D判E判しか出なかったので当たり前と言われたらそれまでだが、それでも結構凹んでる。

成績も見た。不合格判定はB（不合格者中50〜100位）。模試でこの判定が出たら喜ぶところだが、何点差で落ちようとも不合格は不合格。






で、話は全く変わるけど、明日は3年間在籍していた高校のオケの演奏会。
正直、これが終わるまで勉強なんか手につかないよ。

高校3年間一緒にいた人もいれば、中学から6年間一緒だった人もいる。附属校を蹴って飛び出す自分にとって、彼らと共有できる最後の時間が刻一刻と迫っている。

mixiには部員がいるので恥ずかしくて書けないが、お前らには本当に感謝している。ここまでこれたのは、みんながいたからだ。漠然とみんなとの思い出もあれば、一人ひとりに対しての思い出もある。

2個上の先輩が、「次の演奏が自分の死ぬ前の最後の演奏だと思って、それだけ心を篭めて演奏しよう」って言っていたのを今でも鮮明に覚えている。そのときはただの比喩としてしか受け止められなかったが、今では、それが「このメンバーで音楽を楽しめる時間」の死（＝終焉）であって、単純な比喩ではないと思うようになった。

でも、いくら綺麗ごと言ったって、俺は部活を4ヶ月休んで受験勉強に勤しんだならず者であることに変わりはない。
それに、今の今でも腹が立つような事が「ない」と言ったら明らかな嘘になるし。

そういう側面を拭い去ることは決してできないと思う。ただ、残り僅かな時間を、なるべく楽しく過ごしたいと思っているのはみんな同じだと信じてる。

昨日、金管のある人に「あの部分、これはお前の音だな、ってのが良く分かるよ」って言われたとき、軽く流しちゃったけど、実は死ぬほど嬉しかった。本当に。
俺は「前の方に座ってるエキストラ」として認識されたくない。曲が始まってからは積極的に、今年の音を作っていきたい。

たぶん、この3月以降、一生会わないんじゃないかって人もこの部活にはいる。そんな人たちと音楽ができる最後の機会を、大切かつ大胆に使いたい。