宅飲む

2011年5月19日 読書
久しぶりに友達の家でお酒を飲んだ。
雷の日のことだった。


それは別に前々から計画していたことでもなく、ちょっとした用事で、たまたまその近くを通ったからだった。
用事を済ませた後、どうせなら何か食べていこうと思ったのだが、ひとりで食べるよりもどうせならとメールをしたら、ちょうど空いていた。
実に久しぶりだった。


することが見えずに池袋をさまよっていた時代とも、あてもなく渋谷や下北沢をうろついていた時代とも違う今にとって、それは貴重だった。


住み慣れた感じのする部屋で発泡酒ではないがエビスでもないビールを飲んでいると、薄墨のような雨雲が遠くの方に流れていった。


彼も僕もまだまだ大学に残る。

社会に飛び立っていく人を見送りながら流れていく時間の中にいて、なかなか結果を出すこともできないのかもしれないけど、自分なりに、きちんと評価されるベストを尽くしていきたい。

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