江ノ島エスカー

2009年9月14日 読書
地元で、同級生と二人で同窓会の準備の話し合いをしていた。
でも、彼は色々と引きずってることがあるようで、どうにも話が煮詰まってしまい救援を呼ぶことに。



…電話したらなんか3人ぐらい来た。

事前アポなし。当日召集で集まる同級生5人。

誰かが「どうせだから土手に行こうぜ!」って言ったらみんなで川のそばまで歩いていった。


しばらくして、もう一人到着。

彼が「はい。」と言って取り出したのは



シャボン玉液。

しかも吹き口も人数分用意してある。

我々は仕方なく、秋の夕闇、横浜の空の下、ひたすらシャボン玉を飛ばした。
花火なんかよりも楽しかったが、他にすることもなく大きなシャボン玉を作った。



曇り空に月が映える頃、シャボン玉男はバイトに出かけていった。

しばらくしたら解散して、3人が残った、
ここにもう一人、車でバイトから帰ってきた男が増える。

「で、どこ行くの?」
「海!」

いきなり呼ばれて来たのにもかかわらず、彼はドライブに連れて行ってくれた。
夜の道をかなりのスピードで飛ばしていって、気付いたら江ノ島に着いていた。

波の音も聞こえない夜の海。
遠くの三浦半島に瞬く光。
江ノ島に聳える灯台。

車の乗り心地のよさもあいまって、一番最初に同窓会の話し合いをしていた彼の心も僕の心も、ふっと軽くなったような気がした。







ここが2009年なんだよな。

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