前の日記に書いたとおり、演奏会にエキストラとしてお邪魔させていただいた。

演奏自体、素晴らしい出来だったのは言うまでもなく。
まるで異世界に来たかのような雰囲気を創出できたいい音楽だった。


印象に残ったのはそのあとのレセプションで。

4年生の最後の演奏会なだけあって、みんな一言ずつ(一言じゃないけど)言っていくんだけど。
他大生としてここまで続けてきたこと、辞めようと何度か思ったけど続けてきたこと、みんながみんな、この演奏会まで持っていた気持ちをこぼしていた。

就活とか留学もあるし、それだけじゃない苦労も沢山あって、ずっとオケの部活を続けていくのは大変なはずだ。
自分の高校の頃のオケとか、去年までコンサートマスターをやってたときのこととか、その時々の仲間の気持ちを自然と回想してしまう。

一番心に残っているのは、自分と同学年で、3年だけど留学するために引退する彼。
トラの自分との連絡係だったこともあり、他の人よりも話していたんだけど、やっぱり、留学とオケとの間で相当な葛藤があったらしく、先輩からのメッセージを読んで男泣きしていた。
その涙が心に染みました。




一回演奏会に乗っただけなのに、こんなに寂しくなるのは久しぶりだった。

ありがとう。

コメント

saeko
saeko
2010年4月19日18:27

エキストラお疲れ様でした。コンマスさんでしたか。音楽に憧憬が深いはずですね。わたしは自分では演奏できないけど聴くのは好きです。のだめの影響で同じ曲でも違う演奏者のものを買ったりします。つまり同じ曲名のCDが何枚もって事態に・・・。コンサートなどは録音されない限り、本当にその瞬間だけのものですよね。

ワタル
2010年4月20日8:15

>saekoさん
同じ曲ならまだしも、同じ曲、同じ演奏者のCD(つまりダブりですね)があることも・・・笑
種類を一番持ってる曲といえば、おそらくチャイコフスキーのバイオリン協奏曲で、自分が演奏する時に大量に集めて聴いたんですが、MDも入れるとおそらく30種類の演奏家のものがあります。
でも、一人として同じ演奏をする人はいないんですよね。

saeko
saeko
2010年4月20日15:24

わたしも、その曲好きです><ピアノコンチェルトのほうも!「同じ演奏をする人はいない」あーそれも、すごくわかる~そんなにたくさん集めたことはないけど、きっとそうなのでしょうね!

ワタル
2010年4月21日1:17

ピアノのは、かなり昔の録音になりますが、ホロヴィッツのライヴが凄まじかったです。
時に、同じ人でも若いときと晩年で全然違ったりするから分からないものですw

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