朝青龍論壇

2013年5月1日 読書
相手の相撲をどっしりと受け止めて勝つ横綱相撲と違って、超速攻で自分の得意な体勢に持ち込んで勝つ、という相撲をした横綱がかつていた。朝青龍である。

それは伝統を重視するむきからは非難されたそうなのだが、相撲以外の趨勢もそのようなあり方になってきているように思える。たとえば、相手の言論をどっしりと受け止めて一つ一つの論点を撃破して議論をすすめる知識人よりも、超速攻で自分の得意なテーマに持ち込む重鎮論客も多くなってきたのではないだろうか。

それは、論のマナーの問題というよりは、インターネットの発達によって、より高速高効率で情報を収集することが出来るようになったためすべての局地戦で重鎮がリードすることが出来なくなったことや、ソーシャルメディア(特にtwitter)の発達により全方位から質問が飛んでくるようになったことがあるのではと考えられる。




もう5月である。五月場所ではどのような取り組みがみられるのだろうか(すっとぼけ)

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